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Hit Refresh マイクロソフト再興とテクノロジーの未来

出版社名 日経BP社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-8222-5533-6
4-8222-5533-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 350P 19cm

商品内容

要旨

本書は、変革をテーマにしている。私の心の中や、マイクロソフトの中で現在起きている変革、さらには、近い将来押し寄せる、革新的なテクノロジーの波によって日常生活に起こる変革である。その時、私たちは、どう「リフレッシュ」ボタンを押せばいいのか。オーストリアの詩人、リルケの言葉は、ある真実を教えてくれる。行く手に待ち受けているものは私たちの中にあり、一人ひとりが現在取る進路によって決まる―。その進路決定に至る決断こそ、本書で記そうとしたことである。

目次

1 ハイデラバードからレドモンドへ―マルクスを敬愛する父、サンスクリット学者の母、クリケットのスター選手に感化された少年時代
2 率いる方法を学ぶ―窓(ウィンドウズ)から雲(クラウド)を見る
3 新たなミッション、新たな機運―マイクロソフトの魂を再発見する
4 企業文化のルネサンス―「知ったかぶり」から「学びたがり」に変わろう
5 フレンドか、フレネミーか?―必要になる前にパートナーシップを築く
6 クラウドの先―複合現実、人工知能、量子コンピューター―三つの技術シフト
7 信頼の方程式―デジタル時代の不朽の価値―プライバシー、安全、言論の自由
8 人間とマシンの未来―AIデザインの倫理的フレームワークに向けて
9 万人のための経済成長を取り戻す―グローバル社会における企業の役割

おすすめコメント

窮地のマイクロソフトを再生させた3代目CEOが、再建の軌跡とともに、今後の人間とテクノロジーのあるべき姿を語る。ウインドウズの大成功にしがみつき、モバイルとクラウドの波に乗り遅れたマイクロソフト。社内には官僚主義がはびこり、イノベーションを生む風土も失われつつあった。そんな中、トップを任されたのがインド人のサティア・ナデラ。組織文化を立て直し、再び技術で世界を主導する会社に変えた。序文はビル・ゲイツ。

著者紹介

ナデラ,サティア (ナデラ,サティア)   Nadella,Satya
マイクロソフトの最高経営責任者(CEO)。40年あまりの歴史を持つ同社の第3代CEO。情報科学の修士号取得のため、21歳の誕生日にインドのハイデラバードから渡米。アメリカ中世部やシリコンバレーでの経験を経て、1992年にマイクロソフトに入社。以後、同社のコンシューマー、法人両部門で、さまざまな製品やイノベーションを主導。人々を鼓舞し、ミッションの達成を重視するリーダーとして広く知られており、テクノロジーの限界を押し広げつつ、世界の顧客やパートナーとの間で、創造的で時に驚くべき取引をまとめている。マイクロソフト以外の活動として、フレッド・ハッチンソンがん研究センターの評議員、スターバックスの取締役も務めている。また、妻のアヌとともに、シアトル小児病院や、シアトルにある障害者施設を個人的に支援している
山田 美明 (ヤマダ ヨシアキ)  
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退
江戸 伸禎 (エド ノブヨシ)  
英語翻訳者。国際基督教大学教養学部卒。ニュース翻訳と編集に長年携わり、書籍翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)