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原子力規制委員会 独立・中立という幻想

岩波新書 新赤版 1690

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-00-431690-9
4-00-431690-1
税込価格 902円
頁数・縦 225P 18cm

商品内容

要旨

福島第一原発の過酷事故をきっかけに作られた原子力規制委員会は、「世界一厳しい」と称する新規制基準を作り、再稼働や老朽原発の運転延長の審査を進めている。政権や経済界からのプレッシャーを前に、独立性と中立性を維持できているのか。その組織構造と活動内容を批判的に検証し、あるべき原子力規制システムを構想する。

目次

序章 フクシマ後の現実
第1章 原子力規制委員会はいかに作られたのか
第2章 原子力規制委員会とはどのような組織なのか
第3章 原子力規制委員会とはいかなる行政委員会か
第4章 原子力規制委員会は「使命」に応えているか
第5章 裁判所は「専門家」にどう向き合ったのか
終章 原子力規制システムは、どうあるべきなのか

著者紹介

新藤 宗幸 (シンドウ ムネユキ)  
1946年神奈川県生まれ。公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所理事長、千葉大学名誉教授。専攻は行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)