ロック入門講義 イギリス経験論の原点
ちくま学芸文庫 ト9−3
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2017年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-09833-7
(4-480-09833-X) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 340P 15cm |
商品内容
要旨 |
「人間の知識の起源と確実性を探求し、あわせて信念や意見の根拠を探求することが私の目的である」。ジョン・ロックは、近代哲学の基盤というべき「認識論」において、最初のアプローチを試みた一人である。しかし、その仕事に対しては誤読が重ねられ、真意は充分に捉えられてこなかった。例えば、ロックは心の直接的対象を観念と設定したため世界へのアプローチを不可能にしてしまったという批判等だ。イギリス経験論の原点となったロックの思想の真意とはどのようなものだったのか?社会思想・政治哲学でも知られるロックの形而上学的真価に迫る。平明な筆致による、書下ろし学芸文庫オリジナル。 |
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目次 |
第1章 ロック略伝―一六三二年〜一七〇四年 |