鉱物人と文化をめぐる物語
ちくま学芸文庫 ホ20−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2017年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-09835-1
(4-480-09835-6) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 383P 15cm |
商品内容
要旨 |
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えてゐる。」(『銀河鉄道の夜』)。冒頭の「宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか」からはじまり、ミケルアンジェロと竜安寺の関係、モーツァルトが石の名前になったわけ、吉良上野介の墓石など、鉱物の深遠にして、不思議な真実が次々と披瀝される。石に対する深い愛と学識に裏打ちされ、優しい語り口で紹介される「砂漠のバラ」、「火星の石」、「黄鉄鉱」、「ラピスラズリ」は、愛好家ならずとも思わず魅了される。「珠玉」のエッセイ。図版多数収録。 |
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目次 |
1 石と芸術家の物語(宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか |