貧困の戦後史 貧困の「かたち」はどう変わったのか
筑摩選書 0153
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2017年12月 |
ISBNコード |
978-4-480-01659-1
(4-480-01659-7) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 343P 19cm |
商品内容
要旨 |
敗戦直後の貧困は「食べるものすらない」という「かたち」で現れた。こうした中で、戦争により生み出された浮浪者や浮浪児の一部は炭鉱へと送られた。そこで生まれ育った若者の多くは集団就職で都会へと出ていき、その一部は「寄せ場」の労働者となった。高度経済成長により実現した大衆消費社会は多重債務問題をもたらし、バブル崩壊はホームレスを生んだ―。戦後日本の貧困の「かたち」がいかに変容したかを描き出し、今日における貧困問題の核心を衝く。 |
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目次 |
第1章 敗戦と貧困 |
おすすめコメント
敗戦直後の戦災孤児、経済成長下のスラム、消費社会の中のシングルマザーなど、貧困の「かたち」の変容を鮮やかに浮かび上がらせる!