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戦後ミュージカルの展開

近代日本演劇の記憶と文化 6

出版社名 森話社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-86405-122-4
4-86405-122-4
税込価格 5,280円
頁数・縦 386P 22cm

商品内容

要旨

現在の日本で最も人気のある演劇ジャンル、ミュージカル。東宝・松竹の興行資本による戦後黎明期から、新劇・アングラ、劇団四季、ジャニーズ、2.5次元ミュージカルや地域市民演劇としてのものまで、多種多様な形態を初めて包括的に論じる。日本の「ミュージカル」とは何か―。

目次

1 総論(戦後ミュージカルの展開)
2 黎明期のミュージカル(東宝ミュージカルの「起源」―秦豊吉と菊田一夫
松竹歌劇から松竹ミュージカルスへ
労音ミュージカル―総合芸術家たちの培養基
インタビュー ミュージカルとともに生きて)
3 音楽劇の多様化と深化(翻訳ミュージカルの歴史
百花斉放の創作ミュージカル)
4 ジャンルを超えたミュージカル(新劇ミュージカルとは何だったのか
アングラ和製ミュージカルの一九七〇年代―劇団未来劇場、東京キッドブラザース、ザ・スーパー・カムパニイ)
5 ミュージカルの現在形(市民ミュージカルの発展―「社会包摂型アート」の一事例として
2.5次元ミュージカル)

著者紹介

日比野 啓 (ヒビノ ケイ)  
成蹊大学文学部教授。専攻=演劇学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)