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「通商国家」日本の情報戦略 領事報告をよむ

読みなおす日本史

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-642-06758-4
4-642-06758-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 234P 19cm

商品内容

要旨

開国後、日本は先進国の工業製品に対抗し、輸出拡大の必要に迫られた。市場開拓のため、各国駐在領事は情報を積極的に収集し政府へ報告した。市場調査を怠った大国を尻目に、貿易拡大に成功した先人の努力と戦略を描く。

目次

第1部 海外市場開拓をめぐる英・独・日の情報戦略(経済情報戦略の敗者と勝者―英独貿易摩擦について
開国日本は国際化に、どう対応したか)
第2部 明治前期の海外市場開拓と領事の情報活動(イギリス市場と「貿易事始め」
日本は香港市場をどのようにして開拓したか
中国市場における日本の情報戦略
アメリカ市場の開拓に成功した日本の情報戦略
むすび)

おすすめコメント

開国後、日本は先進国の工業製品に対抗し、輸出拡大の必要に迫られた。市場開拓のため、各国駐在領事は情報を積極的に収集し政府へ報告した。市場(マーケティング)調査(リサーチ)を怠った大国を尻目に、貿易拡大に成功した先人の努力と戦略を描く。

著者紹介

角山 榮 (ツノヤマ サカエ)  
1921年大阪市に生まれる。1945年京都帝国大学経済学部卒業。和歌山大学助教授・教授・学長、奈良産業大学教授、堺市博物館長を歴任。2014年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)