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『リア王』の時代 一六〇六年のシェイクスピア

出版社名 白水社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-560-09593-5
4-560-09593-0
税込価格 6,160円
頁数・縦 495,45P 20cm

商品内容

要旨

宗教対立によるテロ事件、愛国主義の高まりと外国人排斥の声、そして疫病にも脅かされていた島国の首都・ロンドンを舞台に、『リア王』や『マクベス』が書かれた背景を政治的にも探究し、ジェイムズ朝をあざやかに甦らせる「歴史読み物」。

目次

一六〇六年一月五日
国王一座
王国分割
『レア王』から『リア王へ』
悪魔憑き
手紙
ミサの遺品
忘れるな、忘れるな
『ヒュメナイオスの仮面劇』
二枚舌
地上の地獄〔ほか〕

おすすめコメント

アーデン家も関わりし火薬陰謀事件の翌年─1606年を、シェイクスピア目線でクローズアップ! 『リア王』執筆の時代背景を活写。

著者紹介

シャピロ,ジェイムズ (シャピロ,ジェイムズ)   Shapiro,James
1955‐。ブルックリン生まれ。コロンビア大学を卒業したのち、シカゴ大学で修士号と博士号を取得し、コロンビア大学教授。『一五九九年―ウィリアム・シェイクスピアの生涯に於ける一年』(シアター・ブック賞およびサミュエル・ジョンソン賞受賞、2005)、『疑われたウィル―誰がシェイクスピア作品を書いたのか』(ジョージ・フリードリー記念賞受賞、2011)ほか
河合 祥一郎 (カワイ ショウイチロウ)  
東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学英文科卒業後、東京大学大学院とケンブリッジ大学大学院より博士号を取得。著書にサントリー学芸賞受賞作『ハムレットは太っていた!』(白水社)ほか。訳書、劇作もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)