伊勢物語を読み解く 表現分析に基づく新解釈の試み
出版社名 | 三省堂 |
---|---|
出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-385-36165-9
(4-385-36165-7) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 406P 22cm |
商品内容
要旨 |
『伊勢物語』は注釈の歴史も古く、かなり深く読み込まれているように思われている。しかし、一段一段読み進めていくと、そこに記された表現の真意が誤解されてきたのではないかと思われる箇所が少なくない。そして、その箇所をどう解釈するかは、当該章段全体の趣旨に対する理解を左右する問題にもなっていることがある。その誤解はどこから来るのか。そして、それはどのように解決できるのか。本書は日本語学の立場から『伊勢物語』の言語表現を分析し、新たな解釈を提示する。論証に用いる古典作品の例文には現代語訳をつけ、著者がその例文をどのように理解したかも明示した。 |
---|---|
目次 |
第九段(東下り) |