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森下雨村探偵小説選 3

論創ミステリ叢書 111

出版社名 論創社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-8460-1671-5
4-8460-1671-4
税込価格 4,400円
頁数・縦 400P 22cm
シリーズ名 森下雨村探偵小説選

商品内容

要旨

『新青年』の名物企画“連続短編”全7作を完全収録!ライト・ノベル作家の元祖、森下雨村の傑作群。自身が提唱するライト・リテラチウア(軽い文学)を実践した戦前・戦後の作品をまとめた森下雨村の探偵小説選第3弾!馬場孤蝶や佐々木味津三に向けた追悼文、博文館編集者時代の思い出話、スポーツ絡みの交友録など、多種多彩な随筆も充実。

目次

創作篇(桃色の胸衣
魔の狂笛
死美人事件
室井君の腕時計
襟巻騒動 ほか)
評論・随筆篇(追想断片
三つのスリル
「悔ひなし、寂しからず」
砂金のこぼれ出た頃
老編集者の思い出 ほか)

著者紹介

森下 雨村 (モリシタ ウソン)  
1890年、高知県生まれ。本名・岩太郎(いわたろう)。1911年早稲田大学英文科卒。やまと新聞社社会部記者を経て、18年に博文館の雑誌編集者となる。博文館退社後は作家専業となり、「一般大衆に喜ばれる軽い文学としての探偵小説」を目指した“軽い文学(ライト・リテラチウア)”を提唱する。41年頃に高知県佐川町へ戻り、戦後は故郷で過ごした。1965年5月、脳出血の後遺症のため死去
湯浅 篤志 (ユアサ アツシ)  
1958年、群馬県生まれ。成城大学大学院文学研究科博士前期課程修了。大正、昭和初期の文学研究を中心に活動している。日本近代文学会、日本文学協会、『新青年』研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)