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微妙におかしな日本語 ことばの結びつきの正解・不正解

出版社名 草思社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7942-2323-4
4-7942-2323-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

『日本国語大辞典』の元編集長で、辞書一筋37年のことばの達人が、ことばの結びつきの基本と意外な落とし穴を解説。聖徳太子の時代から現代まで、1400年のスパンで日本語の変化を見てきた著者だからこそ言える、日本語の「正解・不正解」とは―

目次

1 ことばの結びつき、正しいのは?“基本編”(火蓋を切る/火蓋を切って落とす
暗雲が垂れ込める/暗雲が立ち込める ほか)
2 微妙に違う日本語、どっちが正解か?(間が持てない/間が持たない
押しも押されもせぬ/押しも押されぬ ほか)
3 じつは「どっちも正しい」日本語(微に入り細を穿つ/微に入り細にわたる/微に入り細に入り
的を射る/的を得る ほか)
4 読み方は同じ。正しいのは?(初心に帰る/初心に返る
跡を絶つ/後を絶つ ほか)
5 漢字は同じ。さて、どう読む?(骨をうずめる/骨をうめる
幕があく/幕がひらく ほか)

著者紹介

神永 曉 (カミナガ サトル)  
辞書編集者。元小学館辞書編集部編集長。1956年、千葉県生まれ。小学館に入社後、37年間ほぼ辞書編集一筋の人生を送る。2017年2月に小学館を定年で退社後も、『日本国語大辞典第三版』に向けての編纂事業に参画している。また、テレビ、ラジオに出演して日本語の面白さ、奥深さを広める活動も行っている。2014年にNPO法人「こども・ことば研究所」を「辞書引き学習」を考案した深谷圭助中部大学教授と共同設立。国語に限らず、これから始まる小学校の英語教育や、さらには支援教育も視野に入れて、「辞書引き学習」による子どもの語彙力アップを目指した教育活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)