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アーレントのマルクス 労働と全体主義

出版社名 人文書院
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-409-03097-4
4-409-03097-3
税込価格 4,950円
頁数・縦 338P 20cm

商品内容

要旨

『全体主義の起源』発表後、アーレントはマルクス研究に没頭した。その成果は、七年後、『人間の条件』に結実する。アーレントはどのようにマルクスを読み、そこに何を見出したのか。誤読・曲解と評されるマルクス批判に、アーレントの可能性の中心を見出す、新鋭による力作。

目次

序章 いま、なぜアーレントなのか?
第1章 『全体主義の起源』と『人間の条件』のあいだ
第2章 アーレントとマルクスの労働思想比較
第3章 労働・政治・余暇
第4章 「社会的なもの」の根源
第5章 「余計なもの」の廃棄
第6章 “労働する動物”に「政治」は可能か?
終章 「労働」から「仕事」へ

著者紹介

百木 漠 (モモキ バク)  
1982年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。2018年4月から立命館大学専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)