• 本

野呂邦暢、風土のヴィジョン

出版社名 青弓社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7872-9246-9
4-7872-9246-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

要旨

ナガサキの原爆を目撃した精神的な出発点を背景にした作品や自衛隊体験に基づいた異色作、歴史小説などを発表した芥川賞作家・野呂邦暢の全作品を徹底的に読み込み、繊細な作家の文学空間を浮き彫りにする。

目次

1 「戦後」七十年(『父と暮せば』の問い
『明日―一九四五年八月八日・長崎』の問い ほか)
2 父と子(桃、二つ
父と子―「海辺の広い庭」 ほか)
3 風土・諌早(カスピアン・ターン―「鳥たちの河口」
風が吹いている―「草のつるぎ」 ほか)
4 歴史へ(未読のあなたへの手紙1―『諌早菖蒲日記』
未読のあなたへの手紙2―『落城記』 ほか)

著者紹介

深谷 考 (フカヤ コウ)  
1950年、茨城県結城市生まれ。文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)