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芭蕉の正統を継ぎしもの 支考と美濃派の研究

出版社名 ぺりかん社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-8315-1503-2
4-8315-1503-5
税込価格 5,940円
頁数・縦 332P 22cm

商品内容

要旨

難解で衒学的で法螺吹き。生前から約三百年にわたって偏見にさらされ続けた支考。それにも関わらず挑戦し続けた支考。そんな支考を突き動かしていたのは何か。支考俳論を「思想としての俳諧」の視点から新たに読み解く。

目次

第1部 支考の研究(各務支考という人(1)―評判
各務支考という人(2)―自己規定)
第2部 支考俳論の研究(総論 支考俳論とは何か
各論 支考俳論のキーワード
支考俳論のゆくえ―蝶夢と支考)
第3部 美濃派の研究(美濃派の教え―支考のメソッド
美濃派を支えたもの―美濃派とつながりの感覚
美濃派の継承と断絶―何を伝え何を伝えなかったか)

著者紹介

中森 康之 (ナカモリ ヤスユキ)  
1965年、奈良県生まれ。神戸大学教育学部卒。同大学院教育学研究科修士課程修了。同大学院文化学研究科博士課程単位取得退学。秋田経済法科大学短期大学部専任講師、助教授、豊橋技術科学大学助教授、准教授を経て、豊橋技術科学大学教授。博士(文学)(関西学院大学)。専攻、俳諧(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)