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地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

講談社現代新書 2472

出版社名 講談社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-06-220996-0
4-06-220996-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 284P 18cm

商品内容

要旨

なぜ帰らないのか、何が起きているのか!消えた「仮のまち」構想が人々を分断した。3.11から丸7年。避難指示解除が進む福島第一原子力発電所近隣地域で起きる「恐るべき事態」。原子力村の元トップクラスが初めて明かす、再稼働と住民帰還を急ぐ先にある「核兵器」。数字上消えた万人単位の避難者は行き先を失い、全国各地をさまよっている。

目次

序章 「すまん」原発事故のため見捨てた命
第1章 声を上げられない東電現地採用者
第2章 なぜ捨てるのか、除染の欺瞞
第3章 帰還政策は国防のため
第4章 官僚たちの告白
第5章 「原発いじめ」の真相
第6章 捨てられた避難者たち
エピローグ

おすすめコメント

3・11から丸7年。避難解除が進む福島第一原発近隣地域で進む恐るべき事態。事故から取材を続ける唯一の大手紙女性記者が見た現実

著者紹介

青木 美希 (アオキ ミキ)  
新聞記者。1997年、北海タイムス入社。北海タイムス休刊にともない、1998年9月に北海道新聞入社。旭川と札幌で勤務。札幌で警察担当のときに北海道警裏金問題(2003年11月から約1年のキャンペーン報道)を手がける。2010年9月、朝日新聞に入社し、東京本社社会部に所属。東日本大震災では翌日から現場で取材した。2011年9月に社会部から特別報道部へ。原発事故検証企画「プロメテウスの罠」などに参加。2013年、特別報道部の「手抜き除染」報道を手がける。取材班は新聞協会賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)