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リズムの哲学ノート

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-12-005066-4
4-12-005066-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 262P 20cm

商品内容

要旨

文明一般から自然現象におよぶ森羅万象に遍在するリズム。「リズムを感じる」とは人間をその枠外に拡大することであり、常識が価値の秩序としているものから解放することなのである。積年の思索の集大成にして、真の知的冒険の書。

目次

第1章 リズムはどこにあるか
第2章 リズムと持続
第3章 リズムと身体
第4章 リズムと認識
第5章 リズムと自然科学―近代科学が哲学に教えるもの
第6章 リズムと「私」
第7章 リズムと自由―あるいは哲学と常識

おすすめコメント

身体を巡る先人の思索を批判的に継承しつつ、人間至上主義を超えた真の自由の可能性を探究する。積年のテーマに挑んだ集大成の書。

著者紹介

山崎 正和 (ヤマザキ マサカズ)  
1934年、京都府に生まれる。京都大学大学院美学美術史学専攻博士課程修了。関西大学教授、大阪大学教授、東亜大学学長などを歴任。劇作家・評論家。日本藝術院会員。戯曲作品の他、評論もある。2006年、文化功労者に顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)