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働き方と年収の壁の経済学

出版社名 日本評論社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-535-55894-6
4-535-55894-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 229P 22cm

商品内容

要旨

日本の働き方改革の契機であるIMF(国際通貨基金)専務理事の提言レポートに、本書の元論文が引用文献としてあげられています。本書を読むと、日本の労働市場や働き方の特徴が理解できます。

目次

第1部 経済課題と、日本存続のための働き方改革(日本の喫緊の経済課題
なぜ女性活躍が日本経済の存続なのか)
第2部 労働市場の経済学・歴史・実証分析(日本の労働市場の経済学
経済・社会システムとしての日本労働市場の歴史 ほか)
第3部 パートの「年収の壁」と税・年金制度の経済学・歴史・実証分析(財政学でみる「年収の壁」と配偶者控除等の歴史
計量経済学分析:女性の働き方選択と、「パートの壁」制度の中立性 ほか)
第4部 グローバル社会で存続していくための、日本の働き方ダイバーシティの課題(ジョブ型働き方実現のための韓国・中国企業との経済学比較分析と、日本労働市場の課題
若年男女が活き活きと働くための、キャリア形成の現状・政策提言・リーダーからのメッセージ)

著者紹介

石塚 浩美 (イシズカ ヒロミ)  
経済学者(新古典派)、Leading Economist(VoxEU)。博士(社会科学(経済学):お茶の水女子大学)、修士(経済学)。東京都立大学(現・首都大学東京)大学院博士課程(経済学)単位取得満期退学。専門:労働経済学、応用ミクロ経済学、国際経済、公共経済学、経済政策、計量経済学、日本および東アジアの男女の就業と経済社会システムの経済学分析。『中国労働市場のジェンダー分析―経済・社会システムからみる都市部就業者』勁草書房、2010年刊(「国際開発研究大来賞」最終候補)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)