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拡張的学習の挑戦と可能性 いまだここにないものを学ぶ

出版社名 新曜社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-7885-1569-7
4-7885-1569-5
税込価格 3,190円
頁数・縦 273P 21cm

商品内容

要旨

多様な領域にインパクトを与え続けている拡張的学習理論はどのような成果をあげているか。その未来への可能性は?『拡張による学習』以来、発展を続ける拡張的学習研究の展開と蓄積を背景に、銀行、ハイテク製造会社、医療保健センター、学校、病院、図書館など、多岐にわたる場面での研究成果をあますところなく報告した、理論と実践への案内。

目次

第1部 舞台を準備する(はじめに―拡張の入り口にある学習科学
学習のプロセス理論において何が起こったのか
拡張的学習の研究―基盤、知見、今後の挑戦)
第2部 精緻化と応用(拡張的学習理論を豊かにする―協働構成に向かう旅からの教訓
学習環境と実行から活動システムと拡張的学習へ
プロセスの強化か、コミュニティの構築か―拡張的学習を通じて二分法を超える
図書館における拡張的学習―行為、サイクルと指示の意図からの逸脱
不連続を超えて―拡張された組織学習再び)
第3部 未来の展望(野火的活動―流動性と学習の新様式
デザイン実験から形成的介入へ)

著者紹介

エンゲストローム,ユーリア (エンゲストローム,ユーリア)   Engestr¨om,Yrj¨o
1948年フィンランド・ラハティ生まれ。ヘルシンキ大学教育科学部名誉教授(成人教育学)、ヘルシンキ大学活動・発達・学習研究センター(CRADLE)センター長、カリフォルニア大学サンディエゴ校コミュニケーション学科名誉教授。ヘルシンキ大学にて教育学、社会心理学、政治史、倫理学を学び、1987年、ヘルシンキ大学から教育学の博士号(Ph.D)を取得。オスロ大学名誉博士。関西大学、ランカスター大学、オスロ大学、ウォーリック大学で客員の研究教授職などを歴任。公刊された論文数は、共著論文を含め、380を超える
山住 勝広 (ヤマズミ カツヒロ)  
1963年神戸市生まれ。関西大学文学部教授。博士(学術、神戸大学)。専門は、教育学、教育方法学、活動理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)