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社会脳ネットワーク入門 社会脳と認知脳ネットワークの協調と競合

出版社名 新曜社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-7885-1571-0
4-7885-1571-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 185,31P 19cm

商品内容

要旨

ヒトの脳は、問題の解決に向けて働く認知脳の仕組みと、社会の中でうまく適応してゆく社会脳の仕組みが、シーソーのように働くネットワークをなしている。心理学を中核とした人文社会科学と脳科学や情報学が相互乗り入れしてルネサンスの時代を迎えた、文理融合の先端脳科学の成果をわかりやすく紹介。脳の働きから人々をつなぐ社会脳のメカニズムを考えてゆく冒険への誘い。

目次

第1部(脳と心
脳の小宇宙
脳の構造と機能
脳の探検
社会脳
社会の中の自己
融合社会脳の展開
情報社会と社会脳)
第2部(脳内ネットワーク
認知脳ネットワーク
社会脳ネットワーク
ネットワーク間の競合と協調
ネットワークの個人差
ネットワークの障害または機能不全―自閉症を例にとって
将来の展望)

著者紹介

苧阪 直行 (オサカ ナオユキ)  
1976年京都大学大学院文学研究科(心理学)博士課程修了、文学博士。京都大学大学院文学研究科教授、文学研究科長・文学部長、日本学術会議会員などを経て、京都大学名誉教授。日本ワーキングメモリ学会会長、日本学術会議「脳と意識」分科会委員長、日本学士院会員
越野 英哉 (コシノ ヒデヤ)  
1994年カンサス大学大学院(心理学)修了、カンサス大学Ph.D.カーネギーメロン大学Postdoctoral fellowを経て、カリフォルニア州立大学教授(サンベルナルディーノ校)。Learning Research Instituteコーディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)