• 本

仏教の救い アジャセ王の帰仏に学ぶ 5

出版社名 北國新聞社出版局
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-8330-2129-6
4-8330-2129-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 112P 21cm
シリーズ名 仏教の救い

商品内容

要旨

阿弥陀の本願の救済は、私たちの行為の善し悪しによって、救われたり救われなかったりするという話ではない、無条件の救いです。念仏の智慧は、「偽」なる私の正体を徹頭徹尾照らし出す。真宗はその光を仰いでいく歩みなのです。名講師による珠玉の仏教講座、遂に完結。

目次

第13講 罰と罪―真宗仏教は人が犯す罪をどうとらえるのか(罪ということが分からなくなった現代
『大無量寿経』に説かれる五逆と謗法
恩田に背き、福田に違する ほか)
第14講 提婆尊者―悪逆があったればこそ本願が開顕された(“悪役”提婆を「尊者」と仰いだ親鸞聖人
お釈迦様の慈愛を受け止められず、反逆する
悪逆があったおかげで、阿弥陀の本願が開顕された ほか)
第15講 悪人成仏―あなたは悪人ですか、善人ですか(最も大切なのは「何が真実か、何が虚偽か」
「善人、悪人とは何か」を本文から聞き取る
善人とは「自力の立場で善をなしうると思っている」人 ほか)

著者紹介

池田 勇諦 (イケダ ユウタイ)  
1934(昭和9)年三重県桑名市に生まれる(父は小松市瀬領町出身)。東海同朋大学(現・同朋大学)仏教学部卒業。大谷大学大学院博士課程満期退学。同朋大学教授、同・学長を歴任して、同朋大学名誉教授。真宗大谷派「講師」。三重教区・西恩寺前住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)