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朝ドラには働く女子の本音が詰まってる

ちくま新書 1323

出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-480-07136-1
4-480-07136-9
税込価格 880円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

一九六一年放送が始まり、六六年に「おはなはん」でブレイクした連続テレビ小説、通称「朝ドラ」のテーマは、なんだかんだいっても女の一代記、女の生き方。社会状況が劇的に変化しても、五十周年を機に放送開始時間が八時十五分から八時に変わっても、それは変わらない。そして今も、女子は朝ドラに励まされたり慰められたりしている。それはなぜか。ヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるからだ。本書は朝ドラ論であるとともに働く女子論でもあり、働く女子を身近にもつ男子の必読書でもある。

目次

序章 働く女子に、励まされたり、裏切られたり―「ちりとてちん」(二〇〇七年下期)
第1章 ハンサム夫を愛でる
第2章 色気にやられる
第3章 せっかくなのに、な、なぜ?
第4章 真っ当な女子への讃歌
第5章 朝ドラが、問いかけるもの
巻末資料 本誌で扱った朝の連続テレビ小説

おすすめコメント

女子はなぜ朝ドラに惹かれるのか。それはヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるから。

著者紹介

矢部 万紀子 (ヤベ マキコ)  
1961年三重県生まれ。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社し、記者に。宇都宮支局、学芸部を経て、「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。1994年、95年、「週刊朝日」で担当したコラムをまとめた松本人志『遺書』『松本』(朝日新聞出版)がミリオンセラーになる。「週刊朝日」副編集長、「AERA」編集長代理をつとめたのち、書籍編集部で部長をつとめ、2011年、朝日新聞社を退社。シニア雑誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長となる。2017年に株式会社ハルメクを退社し、フリーランスで各種メディアに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)