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小林逸翁 一三翁の独創の茶

茶人叢書

出版社名 宮帯出版社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-8016-0092-8
4-8016-0092-1
税込価格 3,850円
頁数・縦 392,12P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

物云う数寄者の「新茶道」。阪急の総帥が実践した椅子席の茶室、洋食器を見立てた茶器、懐石料理改革―創意工夫と合理精神で茶の湯の大衆化を目指した「今太閤」の実像をデータベース分析で解明する。

目次

第1章 数寄の世界へ(高橋義雄との出会い
益田鈍翁と三井華精 ほか)
第2章 小林逸翁のネットワーク(関西での出会い
小林逸翁の茶界 ほか)
第3章 茶友の群像(先人根津嘉一郎
親友松永安左ヱ門 ほか)
第4章 小林逸翁の茶の湯(逸翁の好み
「目利き」の茶 ほか)
第5章 小林逸翁の茶道観(小林一三の茶の湯の著作
茶界の批判 ほか)

おすすめコメント

阪急百貨店や宝塚少女歌劇団の創設者であり、近衛文麿内閣で商工大臣も務めた実業家小林一三。美術品への造詣深く、「逸翁」の名で茶人として活躍した側面をデータから解明。逸翁美術館所蔵の茶道具多数を口絵16ページにカラー掲載。

著者紹介

齋藤 康彦 (サイトウ ヤスヒコ)  
1947年生まれ。山梨大学教育学部卒業、東京教育大学大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。山梨大学教育学部講師、助教授、教授を歴任。2013年退官、山梨大学名誉教授。専門は近代日本経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)