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大連ところどころ 画像でたどる帝国のフロンティア

出版社名 晃洋書房
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7710-3049-7
4-7710-3049-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 262P 図版10P 26cm

商品内容

要旨

実生活者と研究者が一体となって植民地都市大連の諸相にせまる!現地への記憶と記録に約350枚の画像資料を重ね合わせた意欲的な一冊。

目次

序論 受け継がれる帝国の記憶―大連近代都市空間の成立
1 ロシア・日本両帝国の威光として作られた町―大連
2 大連、そして満洲に「夢」を託した日本人
3 内地をリードする大連のモダン空間
4 メディアと娯楽
5 異郷に生きる

著者紹介

秦 源治 (ハタ ゲンジ)  
大正15年12月、洋服店の三男として大連で生まれる。昭和8年に大連常盤尋常小学校、14年に大連第二中学校、19年に南満洲工業専門学校に入学。昭和21年3月南満工専を繰上げ卒業、翌年3月に引揚船「高砂丸」で帰国。その後、三重県鈴鹿市に居し、昭和23年地元の百五銀行に就職、同61年に定年退職。昭和50年頃から、大連関係の絵はがき・資料を収集し始め、大連会に入会。平成11年大分市の甲斐正人氏(故人)を代表とする満洲からの帰国者の組織「20世紀大連会議」に入会、以後、大連の生活記憶を記録する活動に携わる
劉 建輝 (リュウ ケンキ)  
1961年中国・遼寧省生まれ。1982年遼寧大学外国語学部卒業。1990年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了、文学博士号取得。中国・南開大学外国語言文学部、北京大学比較文学・比較文化研究所助教授を経て、2013年より国際日本文化研究センター教授
仲 万美子 (ナカ マミコ)  
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。同志社女子大学教授。国際日本文化研究センター客員教員(教授(2014〜17年))。専門は比較音楽文化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)