カミサマをたずねて 津軽赤倉霊場の永助様
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-005075-6
(4-12-005075-0) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 317P 20cm |
商品内容
要旨 |
神聖なる津軽赤倉霊場に息づく古代のカミサマ―イタコ、ゴミソ、オシラの三祈祷師。連綿と続く信仰の淵源を求め、信者をたずね歩いた探索の軌跡。 |
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目次 |
序章 語部 |
おすすめコメント
白神山地の保護運動に尽力する登山家でありノンフィクション作家である著者が、今なお多くの人々の魂の拠り所となっている、赤倉山信仰の現状を報告する。約20人の信者に綿密な取材をおこない、それぞれのその信仰のあり方を綴ることにより、現代日本において、境遇の異なる人々に「カミサマ」がどのように存在し、個々人の生活にどのように浸透しているのかを明らかにする。 奇跡的な霊験に重きを置くのではなく、あくまでなぜ太古から現在に至るまで、一つの民間信仰が、一定の人々の心を掴み続けているのかをノンフィクション作家ならではの視点から冷静に描く。