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科学と宗教 対立と融和のゆくえ

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-12-005076-3
4-12-005076-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 275P 22cm

商品内容

要旨

自然の合理性を信じるか、それとも神を信じるか。AI(人工知能)の急進展により、科学と宗教の関係は新たな局面を迎えている。両者の「対立と融和」の歴史を辿り、未来を展望するための11の視座。

目次

科学と宗教の交錯
第1部 ヨーロッパとの対話―知と信の原型から(世界宗教と科学
キリスト教以前の科学と宗教
ガリレオ裁判の真実
乾燥地文明における帝国と宗教の形成―黒アフリカ・イスラーム文明から考える
イスラームと科学技術)
第2部 アジアからのメッセージ―こころの深層を巡って(宗教と科学の融和と拒絶
原始仏教における知と信
脳と心と無意識―脳科学・幸福学と仏教の関係
鈴木大拙から折口信夫へ、そして宮沢賢治へ
日本文化における知と信と技―和歌と俳諧に読む ほか)

おすすめコメント

自然の合理性を信じるか、それとも神を信じるか――。AI(人工知能)の急進展により、科学と宗教の関係は新たな局面を迎えている。両者の「対立と融和」の歴史を辿り、未来を展望するための11の視座。

著者紹介

金子 務 (カネコ ツトム)  
1933年生まれ。大阪府立大学名誉教授。国際日本文化研究センター共同研究員。科学技術史専門。日本科学協会評議員、理事を歴任。著書『アインシュタイン・ショック』(河出書房新社、1981年/岩波現代文庫、2005年、第3回サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)