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ラディカルに自己刷新するマルクス

出版社名 かもがわ出版
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-7803-0962-1
4-7803-0962-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 175P 19cm

商品内容

要旨

労働が価値を生み出すというのがマルクス経済学の神髄である。しかし、価値を生み出すのは、果たして労働だけなのか。労働者を「商品」ではなく「人間=市民」としても捉えないと、社会変革の主体を正確に捉えられないのではないか。自己の到達に満足せず、ラディカルに自己刷新をくり返したマルクスを捉え直す意欲作。

目次

1 労働者は「労働力商品」ではなく、人間=市民である
2 労働者なのに資本家の仕事をさせられる“苦悩”
3 貨幣はなぜ「この世の神」なのか
4 貨幣はどのようにして資本に転化するのか
5 労働価値説は修正される必要がある
6 「狂った形態」の資本が世界を席巻する
7 未来を展望するマルクス

おすすめコメント

価値を生み出すのは労働だけではない。自己の到達に満足せず、ラディカルに自己刷新をくり返したマルクスを根底から捉え直す意欲作。

著者紹介

岩崎 信彦 (イワサキ ノブヒコ)  
1944年生。社会学専攻、神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)