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レイテ戦記 2

中公文庫 お2−14

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-12-206580-2
4-12-206580-1
税込価格 1,320円
頁数・縦 464P 16cm
シリーズ名 レイテ戦記

商品内容

要旨

昭和十九年十一月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が始まった。現地の苦戦に武藤方面軍参謀長は打切りを意見具申するが、八日の総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となる。巻末にインタビュー「『レイテ戦記』を語る」(聞き手・古屋健三)を収録。(全四巻)

目次

12 第一師団
13 リモン峠(昭和十九年十一月三日‐十日)
14 軍旗(十一月十一日‐十五日)
15 第二十六師団
16 多号作戦
17 脊梁山脈
18 死の谷(十一月十六日‐十二月七日)
19 和号作戦
20 ダムラアンの戦い(十一月二十三日‐十二月七日)

おすすめコメント

リモン峠で戦った第一師団の歩兵は、日本の歴史自身と戦っていたのである――インタビュー「『レイテ戦記』を語る」を収録。【新版全4巻】

著者紹介

大岡 昇平 (オオオカ ショウヘイ)  
明治42年(1909)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和7年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和19年3月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、20年1月米軍の俘虜となり、12月復員。昭和23年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『野火』(読売文学賞)、『花影』(新潮社文学賞)、『中原中也』(野間文芸賞)、『事件』(日本推理作家協会賞)等を発表、この間、昭和47年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和63年(1988)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)