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からだが生きる瞬間 竹内敏晴と語りあった四日間

出版社名 藤原書店
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-86578-174-8
4-86578-174-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 311P 20cm

商品内容

要旨

竹内敏晴、40年目の発見を余すところ無く語る未発表座談会。衝撃作『ことばが劈かれるとき』以来、「からだ=ことば」の視点から人と人との関係を問うてきた演出家・竹内敏晴が、スポーツ、武道など一流の「からだ」の専門家たちと徹底討論。「じか」とは何かという竹内晩年のテーマを追究した未発表連続座談会の記録を、ついに公刊。

目次

第1回 「から、だ」ということ(2005.7.22)(からだという問題への気づき―「それが射た」とは
「私が真に私であるとき、私はすでに私ではない」―スタニスラフスキーという指針 ほか)
第2回 「じか」と「エクスターズ」(2005.9.5)(「じか」ということ
「劈く」ということ ほか)
第3回 人間が生きるということ(2006.9.30)(人間の実在と純粋経験
エクスターズの諸相 ほか)
第4回 関係性について(2007.12.25)(異文化の受容にはつねに変形と混淆がある
「個」という概念も翻訳である ほか)

おすすめコメント

◎「生」をいかに奪還するか・・・未発表座談会記録  衝撃作『ことばが劈かれるとき』以来、「からだ=ことば』という視点から人と人との関係を問うてきた演出家・竹内敏晴(1925−2009)。竹内が初めて、スポーツ、武道など一流の「からだ」の専門家たちと徹底討論し、「じか」とは何かという晩年のテーマを追究した未発表連続座談会の記録を、ついに公刊。

著者紹介

竹内 敏晴 (タケウチ トシハル)  
1925年東京生まれ。演出家。生後数か月で始まった中耳炎で難聴になる。中学4年時、新薬の投与によって耳疾がやや快方に向かう。1942年、第一高等学校理科甲類に入学し、45年、一高生として敗戦を迎える。52年、東京大学文学部東洋史学科卒業。俳優の山本安英の紹介により演出家・岡倉士朗に師事し、劇団「ぶどうの会」演出部に所属。58年、福田善之「長い墓標の列」で「ぶどうの会」本公演を初演出。62年、田中正造を扱った宮本研「明治の柩」を演出
稲垣 正浩 (イナガキ マサヒロ)  
1938年生。日本体育大学名誉教授。専攻:スポーツ史、スポーツ文化論。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。スポーツ史学会会長を2回務める。奈良教育大学教授、日本体育大学教授を歴任。退任後、21世紀スポーツ文化研究所を創設、主幹研究員を務める。2016年死去。著書多数
三井 悦子 (ミツイ エツコ)  
1956年生。椙山女学園大学教授。専攻:医療体操史、健康文化論。スポーツ史学会会長。奈良女子大学文学研究科修士課程(文学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)