• 本

真景累ケ淵

角川ソフィア文庫 F122−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-04-400343-2
4-04-400343-2
税込価格 968円
頁数・縦 468P 15cm

商品内容

要旨

根津の鍼医宗悦が、貸金の催促から旗本の深見新左衛門に殺された。新左衛門は宗悦の霊と誤り妻を殺害し、非業の死を遂げ家は改易。これが因果の始まりで、新左衛門の長男新五郎と次男新吉を不幸が襲う。新吉は宗悦の娘で富本の師匠の豊志賀と深い仲に。豊志賀は弟子お久と新吉の間を疑い、7人の女房を取り殺すと書き残し死ぬ…続く血族の殺し合いは前世の因縁か、呪いのためか。円朝の代表作にして最高峰。

おすすめコメント

『怪談牡丹燈籠』と並ぶ円朝の代表作。因果応報に絡めとられる男女の物語 『怪談牡丹燈籠』と並ぶ円朝の代表作。「これが因果の始まりで……」。因果応報に絡めとられる男女の物語。

著者紹介

三遊亭 円朝 (サンユウテイ エンチョウ)  
1839〜1900。初世。幕末から明治の落語家。江戸生まれ。本名は出淵次郎吉。2代三遊亭円生に入門、17歳で真打となり円朝を名乗る。大道具・鳴り物入りで芝居噺を演じて人気を博したが、のちに素噺に転向した。近代落語の祖とも呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)