• 本

超並列電子ビーム描画装置の開発 集積回路のディジタルファブリケーションを目指して

出版社名 東北大学出版会
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-86163-296-9
4-86163-296-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 228P 21cm

商品内容

目次

第1章 マスクレス露光と電子ビーム描画・転写(マスクレス露光(描画)
各種電子ビーム描画・転写)
第2章 並列電子ビーム描画の課題(電子ビーム制御
電子ビームの集束と電子レンズ ほか)
第3章 並列電子ビーム描画装置用電子源(研究されてきた各種電子源
ナノクリスタルシリコン(nc‐Si)電子源)
第4章 超並列電子ビーム描画(MPEBW)(システム構成
電子源アレイ ほか)
第5章 応用と今後の課題(デバイス大量生産への応用
マルチビーム技術の直接描画への応用 ほか)

著者紹介

江刺 正喜 (エサシ マサヨシ)  
1971年東北大学工学部電子工学科卒。1976年同大学院博士課程修了。同年より東北大学工学部助手、1981年助教授、1990年より教授となり現在(東北大学マイクロシステム融合研究開発センター(μSIC))に至る。半導体センサ、マイクロシステム、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の研究に従事
宮口 裕 (ミヤグチ ヒロシ)  
1979年慶應義塾大学工学研究科電気工学専攻修士課程修了。同年、(株)東芝に入社し、ビデオ機器および関連LSIの開発。1987年日本テキサスインスツルメンツ(株)に入社し、ビデオ信号処理DSPとそのアプリケーションの開発。2011年東北大学マイクロシステム融合研究開発センターにて触覚センサーシステムならびに超並列電子線直接描画装置の開発に従事。2017年より東北大学革新的イノベーション研究機構に勤務
小島 明 (コジマ アキラ)  
2003年東京農工大学工学研究科にて博士(工学)取得。2007年より2013年まで(株)クレステックにて、ナノ結晶シリコン電子源を応用した面電子線露光の研究開発。2014年より東北大学マイクロシステム融合研究開発センターにて超並列電子線直接描画装置の開発。2017年より(株)カンタム14に勤務
池上 尚克 (イケガミ ナオカツ)  
1984年慶応義塾大学工学部電気工学科卒業。1998年同大学大学院理工学研究科より博士(工学)。1984年~2009年沖電気工業(株)にてDRAM、完全空乏型SOIデバイス対応プラズマエッチングプロセスの研究開発、量産立ち上げ、および多軸MEMS加速度+ジャイロセンサの研究開発とその海外市場開拓等に従事。東北大学、東京農工大学を経て2014年東北大学マイクロシステム融合研究開発センターで超並列電子線描画装置の開発に従事。2017年よりGoertek Technology Japan(株)に勤務
越田 信義 (コシダ ノブヨシ)  
1966年東北大学工学部電子工学科卒。1973年同大学院博士課程修了(工学博士)。日産自動車(株)中央研究所を経て、1981年東京農工大学助教授、1988年同教授、2009年同特任教授・名誉教授。この間、米MIT客員研究員(1992‐1993)、仏J.フーリエグルノーブル大学招聘客員教授(1996)、(株)カンタム14CTO(2003~)。ナノ構造シリコンなどの光電子材料・デバイスに関する研究に従事。米Electrochemical Societyフェロー(2006)、応用物理学会フェロー(2007)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)