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失われた時を求めて 6

第三篇「ゲルマントのほう」 2

光文社古典新訳文庫 KAフ4−7

出版社名 光文社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-334-75381-8
4-334-75381-7
税込価格 1,386円
頁数・縦 464P 16cm
シリーズ名 失われた時を求めて

商品内容

要旨

ヴィルパリジ夫人のサロンに招かれた語り手は、ドレフュス事件や藝術の話に花を咲かせる社交界の人びとを目の当たりにする。一方、病気の祖母の容態はさらに悪化し、語り手一家は懸命に介護するのだが…。第三篇「ゲルマントのほう」(一)後半と、(二)前半を収録。

おすすめコメント

第三篇「ゲルマントのほう」を三分割したうちの二作目。

著者紹介

プルースト,マルセル (プルースト,マルセル)   Proust,Marcel
1871‐1922。フランスの作家。パリ郊外オートゥイユで生まれる。9歳のとき喘息の発作を起こし、以来、生涯を通じて宿痾となる。十代は母親の愛情を一身に受けて育ち、パリ大学進学後は社交界へ出入りするかたわら文学に励む。三十代の初めに両親と死別、このころから本格的にエッセイやラスキンの翻訳を手がけるようになる。1912年、『失われた時を求めて』の原型ができあがり、1913年第一篇「スワン家のほうへ」を自費出版。1922年第四篇「ソドムとゴモラ2」が刊行されるが、気管支炎が悪化し、全七篇の刊行を見ることなく死去
高遠 弘美 (タカトオ ヒロミ)  
1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。明治大学教授、フランス文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)