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戦後日本の「独立」

ちくま文庫 は24−19

出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-480-43525-5
4-480-43525-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 477P 15cm

商品内容

要旨

果たして真の「独立」は達成されたのか。多くの可能性から日本人は何を選び、何を捨てたのか。アメリカ文化の大流入、丸山眞男論文の衝撃、民主化の中を生きた宮様たち、西田幾多郎全集の売れ行き、引揚者と異国の丘、レッド・パージ、黒澤・小津映画の戦後、再軍備、講和問題と「曲学阿世」、安保条約と吉田ドクトリンほか、占領から「自立」への道を15のテーマで語り尽くす、白熱の議論。

目次

戦後日本のなかの三・一一
丸山眞男「超国家主義の論理と心理」の衝撃
民主化のなかの宮様たち
二・一ゼネストの中止命令
アメリカ文化の大流入
黒澤明・小津安二郎が描いた戦後風景
西田幾多郎全集の売り切れ
中華人民共和国と北朝鮮の成立
異国の丘と引揚者
文藝春秋「天皇陛下大いに笑う」の成功
日本再軍備をもう一度ふり返る
レッド・パージ
講和問題と「曲学阿世」
安保条約と吉田ドクトリン
アメリカから得たもの失ったもの

著者紹介

半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
1930年生まれ。作家。東京大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる
竹内 修司 (タケウチ シュウジ)  
1936年生まれ。東京外国語大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。文教大学情報学部教授を経て、現在はフリー
保阪 正康 (ホサカ マサヤス)  
1939年生まれ。ノンフィクション作家、評論家。同志社大学卒業
松本 健一 (マツモト ケンイチ)  
1946年生まれ。東京大学卒業。評論家・麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)