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チャーチルと第二次世界大戦

新・人と歴史拡大版 30

出版社名 清水書院
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-389-44130-2
4-389-44130-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

ゆったりとくゆらす葉巻、人差し指と中指とでつくるVサイン―それらは暴虐なファシズムの侵略とたたかうイギリス人にとって、いや、世界中の人々にとって、輝かしい抵抗のシンボルであった。しかし、第二次世界大戦が起こらなかったならば、かれウィンストン・チャーチルの名はイギリス史の片隅にとどまったかもしれない。まさしく「時が人を得、人が時を得た」というべきであろう。本書は、この大戦を中心として、二〇世紀最大の「個性」の一つを興味深く伝えようと試みたものである。

目次

1 政治家としての哀歓(人生の門出
一つの大戦の試練
一九二〇年代 ほか)
2 ヒトラーとの対決(「事実は夢よりもまさっている」
ブリテンの戦い
ヘス事件という奇妙なドラマ ほか)
3 ある時代の終わり(国民の審判のもとで
冷戦から平和共存へ
死に至るまで)

著者紹介

山上 正太郎 (ヤマノウエ ショウタロウ)  
1919(大正8)年、岡山市に生まれる。東京帝国大学文学部西洋史学科卒。学習院大学助教授を経て、電気通信大学名誉教授。西洋近代・現代史専攻。2010年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)