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日本宗教史のキーワード 近代主義を超えて

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-7664-2535-2
4-7664-2535-9
税込価格 3,190円
頁数・縦 441,5P 19cm

商品内容

要旨

「宗教とは何か?」と問うとき、それがあまりに巨大で多様性を帯びたものであることに気がつくでしょう。本書では、これまでの宗教学では捉えきることができなかった/光を当てられてこなかった日本宗教史の重要トピックについて、キーワード集という形をとって紹介しています。こうしたキーワードが呼び水となり、新たな議論や研究が生まれることで、宗教史そのものをアップデートしていくキッカケになることを願っています。分野の枠組みに収まりきらない“宗教”が示す複雑さ、多様さの先端に触れ、もう一度「宗教とは何か?」と、私たちと一緒に問い直してみましょう。

目次

1 イコン・アイテム・トポス―聖なるもの(への回路)(神と仏
親鸞像 ほか)
2 プラクティス―実践(プラクティス/ビリーフ
春日若宮おん祭 ほか)
3 エージェント―担い手(氏子
宮座 ほか)
4 ガヴァナンス―権力と信仰(鎮護国家
顕密体制 ほか)
5 ディスコース―思想(神話(解釈史)
世界観と世界像 ほか)

著者紹介

大谷 栄一 (オオタニ エイイチ)  
佛教大学社会学部教授。1968年生まれ。東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門分野:宗教社会学、近代仏教研究
菊地 暁 (キクチ アキラ)  
京都大学人文科学研究所助教。1969年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門分野:民俗学
永岡 崇 (ナガオカ タカシ)  
大阪大学大学院文学研究科招へい研究員。1981年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門分野:日本宗教史、日本学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)