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撰銭とビタ一文の戦国史

中世から近世へ

出版社名 平凡社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-582-47740-5
4-582-47740-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

銭に独自のルールが作られたそのワケは―。人々は外国の銭を輸入し、模造し、英雄たちはその銭に振り回される。銭不足に悩まされた中世から近世初めの日本で、社会はいかに成り立っていたのか。

目次

はじめに―英雄が歴史を動かすのか、動かされているのか
第1章 銭はどこからきたのか―ないならつくる(銭とはなにか
銭不足から始まる「中世から近世へ」 ほか)
第2章 銭はどう使われたのか―撰銭と銭の階層化(「どの銭も一枚一文」原則
撰銭とは ほか)
第3章 銭はひとつになったのか―ビタと信長・秀吉・家康(変わる信長イメージ
信長、銭の不足に直面する ほか)
第4章 銭はどうなったのか―寛永通宝とその後(寛永通宝はビタのなれの果て
東アジア史のなかの寛永通宝 ほか)

著者紹介

高木 久史 (タカギ ヒサシ)  
1973年大阪府生まれ。2005年、神戸大学大学院文化学研究科修了。博士(学術)。専門は日本中世・近世史。越前町織田文化歴史館学芸員を経て、安田女子大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)