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かしこいのはだあれ? ジャータカものがたり

出版社名 小学館
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-09-726804-8
4-09-726804-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 19×27cm

商品内容

要旨

今から2500年くらい前にインドで生まれ仏教をはじめたおしゃかさまは、鳥だけでなく、人間、ぞう、ライオンなど、さまざまなものに生まれ変わり、たくさんの良い行いをしてきました。そのつみかさねによって、おしゃかさまになれたのです。おしゃかさまの良い行いのお話を集めたものが、ジャータカ物語です。

出版社・メーカーコメント

大切なことをこどもに伝えたい絵本シリーズ昔むかし、おしゃかさまが小さな鳥のシャコだったときのお話しです。ヒマラヤのやまおくに、大きなベンガルぼだいじゅがありました。その木陰に、ぞうと、サルと、小さなシャコが住んでいました。力持ちのぞうは、みんなのために大きなものを運んだり、身軽なサルは、木に登って、危険を知らせたり、もの知りなシャコは、暮らしに役立つ話をして、3匹は、お互いに助け合って仲良く暮らしていたのです。ところが、ある日、つまらないことで、ケンカをはじめました。そして、だれがいちばんもの知りで賢いか、言い争いになってしまいました。どうやったら、だれが賢いのかわかるのでしょうか?3匹は仲直りできるのでしょうか?ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。

著者紹介

中川 素子 (ナカガワ モトコ)  
1969年東京芸術大学大学院美術研究科修了。文教大学名誉教授。制作に「興福寺五部浄像復元想定像」(東京芸術大学資料館)。著書に『絵本はアートひらかれた絵本論をめざして』(教育出版センター、1991年日本児童文学学会奨励賞)や『スクールアート現代美術が開示する学校・教育・社会』(水声社)など、絵本論や現代美術論多数
ボロルマー,バーサンスレン (ボロルマー,バーサンスレン)   Bolormaa,Baasansuren
モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2008年来日、2011年文教大学卒業。現在は日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)