恋歌 王朝の貴族たち
出版社名 | さくら舎 |
---|---|
出版年月 | 2018年9月 |
ISBNコード |
978-4-86581-163-6
(4-86581-163-X) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 237P 19cm |
商品内容
要旨 |
男を待つ身の切なさ、女に捨てられた恨み節、愛の余韻を残すきぬぎぬ、悲恋の慟哭…。王朝の男女の情感あふれる恋歌のやりとり。千年の時を超えて胸に迫るあまたの恋情! |
---|---|
目次 |
はじめに―王朝時代の恋愛模様 |
おすすめコメント
平安京の夜空を飛び交う愛の告白!王朝時代、平安京の夜空をたくさんの恋歌がメールのように飛び交っていた。文使いの少年に託された歌は、数分で相手のもとに届く。「和歌(やまとうた)は人の心を種として、折々の思いがさまざまな言葉になって表れて出たもの」と紀貫之(『古今集』撰者)は語っている。通い婚のため男を待つしかない女の切なさ、許されざる恋に涙する男、共寝の翌朝の別れのつらさ……。武士ですら優雅な恋歌をものした時代、典雅な三十一字の歌から、王朝の人々の想いがいきいきと伝わってくる。百人一首、古今集、拾遺集、金葉集などさまざまな有名歌集から、選りすぐった和歌と歌人101人の人生をわかりやすく、リアルな筆致で紹介。短い生涯を恋に歌に生きた男と女の、愛の告白に感嘆する一冊。