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日本卓球は中国に打ち勝つ

祥伝社新書 549

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-396-11549-4
4-396-11549-0
税込価格 902円
頁数・縦 201P 18cm

商品内容

要旨

近年、卓球日本代表選手の活躍が目ざましい。15年にわたって続けてきた幼・少年時からの育成プログラムが実を結びつつあるからだ。中国のように圧倒的な競技人口の中で生き残ってきた「技術の達人たち」に打ち勝つには、技術以外の力が必要だ。知力、集中力、自立心、総合的な人間力といったものこそ、幼少から鍛えなくてはならない。強化のキーマンがその対抗策をはじめて明かす。

目次

序章 中国への本当の挑戦が始まった
1章 こんなにすごい卓球という競技(いちばん身近なスポーツ
温泉卓球と卓球競技 ほか)
2章 中国が怖れるのは日本だ(中国はなぜ一大強国になったか
勝てる代表選手をつくる ほか)
3章 日本代表の技術・戦術革新(この「武器」があるから勝てる
ルールは誰のためにあるか ほか)
4章 日本卓球を世界一にするために必要なこと(もっと闘争心を養え
東京オリンピックがスタートライン)

出版社・メーカーコメント

もうすぐ若い日本選手から世界チャンピオンが出る!その秘策≠ニは……!?卓球の勝負は奥深い!◎戦術変更できない選手は勝てない◎勉強できない子は、卓球もできない◎「100メートル走をしながらチェスをする」のが卓球◎なぜトップ選手が戦うと、ラリーが続かないのか◎敏捷(びんしょう)性は12歳までに鍛えないと身につかない◎プロリーグが日本代表の足かせになる?■中国も怖(おそ)れる日本の育成システム近年、卓球日本代表選手の活躍が目ざましい。15年にわたって続けてきた幼・少年時からの育成プログラムが実を結びつつあるからだ。その強化の最前線に立ってきた著者が、何千人もの子供たちを実際に見て感じたのは、「勉強のできない子は、卓球もできない」ということだった。運動能力だけで勝っていた選手は、大きくなると勝てなくなるという。中国のように圧倒的な競技人口の中で生き残ってきた「技術の達人たち」に打ち勝つには、技術以外の力が必要だ。知力、集中力、自立心、総合的な人間力といったものこそ、幼少から鍛(きた)えなくてはならない。強化のキーマンがその対抗策をはじめて明かす。

著者紹介

宮崎 義仁 (ミヤザキ ヨシヒト)  
1959年、長崎県生まれ。日本卓球協会常務理事、強化本部長。前JOCエリートアカデミー総監督。前男子日本代表(ナショナルチーム)監督。元日本代表選手。近畿大学商経学部卒。鎮西学院高校卓球部が長崎県内屈指の名門となったのは、在学中の著者の貢献によるところが大きい。2001年、男子日本代表監督に就任してからは、代表選手の底上げのため、ジュニア世代からの一貫指導・育成に取り組み、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)