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官房長官と幹事長 政権を支えた仕事師たちの才覚

青春新書INTELLIGENCE PI−557

出版社名 青春出版社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-413-04557-5
4-413-04557-2
税込価格 1,012円
頁数・縦 185P 18cm

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要旨

国内政治のニュースなどで、しばしば目にする「官房長官(内閣官房長官)」と「幹事長(自由民主党幹事長)」という二つの役職。いずれも総理大臣(自民党総裁)に次ぐナンバー2であるのは知られているが、具体的にどのような役割と権限を持っているかを、明確に説明できる人は少ないかもしれない。本書では、首相を補佐するとともに政権の土台を支える官房長官と幹事長、それぞれがどのようなポストなのか、内閣や省庁、党内でどのような役目を担い、権力を行使しているのか、などを解説。その上で、菅義偉氏、二階俊博氏、野中広務氏、後藤田正晴氏など歴代の両ポストについた“仕事師”たちのエピソードを紹介しつつ、政府や政党のみならず組織のナンバー2、参謀役としてあるべき姿、必要な資質や考え方などを考察している。著者は読売新聞特別編集委員。同社で論説委員、政治部長、編集局次長を歴任し、現在は読売新聞紙上で連載を持つほか、テレビの報道番組にもレギュラー出演している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年12月18日]

商品内容

要旨

トップリーダー1人の力で政治が動いていくほど、日本という国は単純にできていない。官房長官や幹事長が見えないところで汗をかき、知恵を働かせ、時に清濁併せのみながら政治力を発揮していくことで、物事が動いていくというのもまた、一面の真実である。そんな政治の表舞台からは見えてこない彼らの役割と仕事師ぶりを明らかにする―。

目次

はじめに―強い政権には必ず優れたナンバー2がいた
第1章 政権を支える二つの大黒柱―官房長官と幹事長
第2章 「官房長官」という仕事
第3章 「幹事長」という仕事
第4章 諸外国との比較で見えてくること
終章 人と組織を動かす人間に欠かせないもの
おわりに―政治は、人間のもっとも人間らしい行為である

著者紹介

橋本 五郎 (ハシモト ゴロウ)  
1946年秋田県生まれ。70年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任。2006年より特別編集委員。読売新聞紙上で「五郎ワールド」を連載し、書評委員も担当。日本テレビ「スッキリ」、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」、「情報ライブミヤネ屋」にレギュラー出演。2014年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)