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海底に眠る蒙古襲来 水中考古学の挑戦

歴史文化ライブラリー 478

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-642-05878-0
4-642-05878-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

元寇船が発見された長崎県の鷹島海底遺跡。水中という環境の中で遺物探査や実測作業、船体保存などはいかに行われたか。試行錯誤をくり返しながら進められた調査過程を紹介し、水中考古学の手法と今後の可能性を探る。

目次

水中考古学とは―プロローグ
鷹島海底遺跡と調査の歩み
蒙古襲来
蒙古襲来の解明に取り組む―調査手法の模索
鷹島一号沈没船と大型木製〓の調査
鷹島二号沈没船の調査
新たな研究ステージへ―エピローグ

おすすめコメント

鎌倉時代の蒙古襲来時に沈んだ元寇船が発見された長崎県の鷹島海底遺跡。当時の造船技術や積荷などの解明に大きな期待が寄せられるが、水中という困難な環境でいかに調査は行われたのか。音波探査やダイバーによる発掘作業、映像撮影、実測図作成、船体保存など、試行錯誤で進められた現場の様子を紹介。水中考古学の手法と今後の可能性を探る。

著者紹介

池田 榮史 (イケダ ヨシフミ)  
1955年、熊本県に生まれる。1981年、國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻(考古学系)博士課程前期修了。現在、琉球大学国際地域創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)