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ヒトラー死の真相 KGB機密アーカイブと科学調査 下

出版社名 原書房
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-562-05607-1
4-562-05607-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 252P 20cm
シリーズ名 ヒトラー死の真相

商品内容

要旨

死の直前の弱り切った総統、従者や側近、ナチス高官たちの動き―。ベルリンの総統最期の数十日間と現在のモスクワ/パリを行き来する構成で、二人のジャーナリストがロシアの情報機関や公文書館でヒトラーの遺物や資料の閲覧の許可を得るための交渉を重ねながら、ソ連情報機関同士の抗争やスターリンの思惑、第三帝国官邸地下壕の様子を描く。現在のロシア当局の職員たちとの交渉は「西側」から見ると、ほとんど喜劇のようでもある。戦後、ヒトラー側近に対して行われた壮絶な取調や、トップシークレットとして隠蔽された総統とエヴァの遺体、パリでの法医学的分析など、科学調査が真相に迫る本書のクライマックスである。

目次

第4部 調査3(二〇一七年三月、モスクワ
一九四五年五月、モスクワ
二〇一七年三月、モスクワ、ロシア国立軍事公文書館)
第5部 結論?(二〇一七年七月、モスクワ
一九四六年五月三〇日、ベルリン
二〇一七年夏
二〇一七年九月、パリ)

おすすめコメント

ヒトラーはどのように死んだのか――。遺物を保管するロシア側の冷たい壁に阻まれながら、仏米二人のジャーナリストが真相に迫る。機密扱いだったKGBアーカイブ資料や科学調査から明らかになった事実とは。未公開写真多数。

著者紹介

ブリザール,ジャン=クリストフ (ブリザール,ジャンクリストフ)   Brisard,Jean‐Christophe
報道記者。二十年来地政学を専門としている。約十年間、ナショナル・ジオグラフィックに勤務。2008年から、フランスのテレビ番組で主に独裁政治(中国、北朝鮮、トルクメニスタン、リビア等)についてのルポルタージュやドキュメンタリーを手掛けている
パルシナ,ラナ (パルシナ,ラナ)   Parshina,Lana
モスクワ生まれ。アメリカへ移住。複数の学位を取得し、アメリカ議会図書館勤務後、フリーのジャーナリストに。広報コンサルタント、危機マネジメントに携わり、ヨシフ・スターリンの娘、スヴェトラーナに関するドキュンメント映画を製作している
大塚 宏子 (オオツカ ヒロコ)  
学習院大学文学部フランス文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)