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祖国が棄てた人びと 在日韓国人留学生スパイ事件の記録

出版社名 明石書店
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-7503-4739-4
4-7503-4739-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 399P 20cm

商品内容

要旨

韓国人ジャーナリストが描く迫真の日韓現代史。

目次

一九七〇年代の在日韓国人社会
思想まで罪に問われた在日青年
前史―進歩党事件と民族日報事件
再審無罪の途を切り拓く
でっち上げを支えた日韓右翼の暗躍
韓民統を「反国家団体」にする策謀
中央情報部の民団介入
徐兄弟事件と転向工作
死刑囚として生きて
鬱陵島事件と救援運動の拡大
苦難のなかでの日韓の出会い
日本人活動家の横顔

著者紹介

金 孝淳 (キム ヒョスン)  
1974年ソウル大学政治学科卒業。79年東洋通信入社、81年京郷新聞に移籍した。1988年『ハンギョレ新聞』創刊に参加。92年から95年までハンギョレ新聞社東京特派員。95年に帰国し、国際部長、社会部長、政治部長、論説委員をへて2005年から編集人(主筆にあたる)を歴任し、退任後も「大記者」の肩書で健筆をふるい、2012年に退社した。『祖国が棄てた人びと』(西海文集、2015年)で、第3回李泳禧賞を受賞
石坂 浩一 (イシザカ コウイチ)  
立教大学異文化コミュニケーション学部准教授。韓国社会論、日韓・日朝関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)