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平成の藝談 歌舞伎の真髄にふれる

岩波新書 新赤版 1754

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-00-431754-8
4-00-431754-1
税込価格 836円
頁数・縦 192P 18cm

商品内容

要旨

芸談は、先人の芸への懐古憧憬であるとともに、後進への叱咤鞭撻の役割をあわせもつ。あるときはさらりと、あるときはぐさりと。歌舞伎役者のことばは深い。舞台の心得、「型」というもの、伝承と革新、終わりなき芸の道。勘三郎、三津五郎、海老蔵をはじめ、平成の世に輝いた名優たちの芸談でつむぐ、次代へ向けた歌舞伎論。

目次

第1章 舞台の心得(某優
二代目中村又五郎 ほか)
第2章 「型」というもの(七代目尾上梅幸
十二代目市川團十郎 ほか)
第3章 伝承と革新と(三代目市川猿之助
七代目中村芝翫 ほか)
第4章 終わりなき芸の道(六代目中村歌右衛門
五代目坂東玉三郎 ほか)

おすすめコメント

芸談とは先人への懐古憧憬であるとともに後進への叱咤鞭撻でもある。役者のことばでつむぐ平成歌舞伎論。

著者紹介

犬丸 治 (イヌマル オサム)  
1959年東京生まれ。1982年慶應義塾大学経済学部卒業。現在、演劇評論家、歌舞伎学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)