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素粒子論の始まり 湯川・朝永・坂田を中心に−

出版社名 日本評論社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-535-78833-6
4-535-78833-2
税込価格 2,750円
頁数・縦 296P 20cm

商品内容

要旨

量子力学を創った3人組―ハイゼンベルク、パウリ、ディラック、そして日本の素粒子論を拓いた3人組―湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一を通して、「いかに研究がなされたか」を描き出す。これら3人組の謦咳に接した著者のみが語りえる真相をここに。

目次

第1部 くりこみ理論誕生のころ(場の理論の宿痾
荒廃からの始動
東京・名古屋・シェルター島
ダイソン理論に向けて
E研でのくりこみ研究 ほか)
第2部 量子物理学の創始者たち(人間ボーア
対比としての朝永と湯川
グラムシの言葉と湯川・朝永・坂田
量子力学の誕生―ヘルゴラント1925
シュレーディンガーの衝撃波 ほか)

著者紹介

亀淵 迪 (カメフチ ススム)  
1927年、石川県生まれ。1950年、名古屋大学理学部物理学科卒。コペンハーゲン大学ニールスボーア研究所(1956年〜1958年)、ロンドン大学インペリアルカレッジ(1958年〜1963年)で研究。その後、東京教育大学(現筑波大学)助教授、教授。理学博士。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)