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なぜ、日本の精神医療は暴走するのか

出版社名 講談社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-06-514172-4
4-06-514172-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 285P 19cm

商品内容

要旨

年間400万人が心の不調で通院する時代。「うつ病かも」と思って、あの病院に行ったばかりに…次の“被害者”はあなたかもしれない。縛りまくる病院、殴りまくる医師、蹴りまくる准看護師、患者を薬漬けにする医師たち…なぜ、世界の常識からかけ離れた“治療”がいまだに続けられているのか?驚愕の真相に迫る傑作ノンフィクション!

目次

第1章 子供たちを縛りまくる病院
第2章 処方薬で踏み外した人生
第3章 拡大する身体拘束乱用と患者の死
第4章 健康な人も餌食になる強制入院
第5章 隔離と薬漬けの果てに―自閉症・串山一郎さんの突然死
第6章 患者を殴りまくる精神科医
第7章 薬のインチキ臨床研究を患者が暴いた
第8章 「画期的検査法」の虚実
第9章 「開かれた対話」の未来
第10章 精神医療の暴走を支えるもの

おすすめコメント

「育て直し」と称し子供を縛り付ける病院。軽い気持ちの通院が薬漬けで廃人同然。前近代的な「治療」が横行する精神医療の現場に迫る

著者紹介

佐藤 光展 (サトウ ミツノブ)  
医療ジャーナリスト。探査ジャーナリズムNGO「ワセダクロニクル」シニアリポーター。神戸新聞社会部で阪神淡路大震災や神戸連続児童殺傷事件などを取材。2000年に読売新聞東京本社に移り、2003年から15年間医療部に在籍。菊池寛賞や日本新聞協会賞などを受賞した看板連載「医療ルネサンス」の執筆や、数々のスクープで「医療の読売」を支えた。2018年1月、早期退職してフリーに。PADIダイブマスター、潜水士、一級小型船舶操縦士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)