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狭い道 家族と仕事と愛すること

新版

出版社名 野草社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-7877-1888-4
4-7877-1888-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 300P 19cm
シリーズ名 狭い道

商品内容

要旨

詩人・山尾三省は一九七七年、家族とともに屋久島へ移住した。本書は、経済的な勝ち負けや物質的な豊かさに背を向けた暮らしのなかで、日々の思いをつづったエッセイ集である。妻や子供たちのこと、野山で働くこと、お金のこと、ローカルな社会のこと、自然の恵みを味わうこと、海や友だちを心の底から愛すること。「嘘のない人間の生活」を求めた詩人のことばは、本当に大切なものは何かと、いまを生きる私たちにやさしく問いかける。

目次

子供達へ
仕事について
出会い
ナシとビーナ
誕生日

お金について
場について
木を伐ること
ツワブキ
境い目
桃の花
白川山

お帰りなさい
アニキ
お茶
子供達に与える詩

著者紹介

山尾 三省 (ヤマオ サンセイ)  
1938年、東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。67年、「部族」と称する対抗文化コミューン運動を起こす。73〜74年、インド・ネパールの聖地を一年間巡礼。75年、東京・西荻窪のほびっと村の創立に参加し、無農薬野菜の販売を手がける。77年、家族とともに屋久島の一湊白川山に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続ける。2001年8月28日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)