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少女まんがは吸血鬼でできている 古典バンパイア・コミックガイド

出版社名 方丈社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-908925-38-2
4-908925-38-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 368P 21cm

商品内容

要旨

少女まんがの黄金時代を築いたのは、吸血鬼だった。妖しく光芒を放つ50~70年代の吸血鬼の名作・奇作153作品を読みとく。『ポーの一族』など、掲載当時の幻の扉絵47点掲載!吸血鬼モノの傑作『のろわれた花嫁』(高橋真琴)全収録。

目次

1 『ポーの一族』シリーズ・萩尾望都
2 『夢の碑』のあとさき・木原敏江
3 最終戦争シリーズ・山田ミネコ
4 一九五〇~一九六〇年代(少女まんが吸血鬼革命の夜明け
男性まんが家たちの恐怖ミステリー
「鬼と血」のよみものページ
絵物語とこわい特集の吸血鬼たち)
5 一九七〇年代(若い女性まんが家たちの恐怖ミステリー
吸血鬼ラブコメディの幕開け
新時代の美しい吸血鬼ロマン
大御所たちの華麗なる吸血鬼ストーリー
吸血鬼ギャグと七〇年代ポエム)

おすすめコメント

少女まんがの黄金時代を築いたのは、吸血鬼たちだった! 『ポーの一族』(萩尾望都)や『夢の碑』(木原敏江)などの名作吸血鬼マンガを総ざらいし、ユニークな評論を加えた、本邦初の少女まんがガイドブック。

著者紹介

中野 純 (ナカノ ジュン)  
少女まんが館共同館主、体験作家、闇歩きガイド。1961年東京都生まれ。パルコでイベント企画、宣伝を担当後、フリーに。1989年に大井らと有限会社さるすべりを設立、1997年に大井らと少女まんが館を創立
大井 夏代 (オオイ ナツヨ)  
少女まんが館共同館主、研究編集者。1961年神奈川県生まれ。大学の卒論のテーマは少女まんが。パルコ『アクロス』編集室を経て、フリーの編集者、ライター、ストリートファッション考現者に。最近は雑誌の少女まんが特集の監修も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)