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政と官の五十年

出版社名 第一法規
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-474-06485-0
4-474-06485-2
税込価格 4,400円
頁数・縦 319P 21cm

商品内容

要旨

政治主導?官僚制?忖度?混迷する政官関係の源流がここにあり。国会議員・政党、官僚、地方官僚、地方議員、自治体、社会の諸団体、それぞれの政治的アクターを徹底分析した村松政治行政学の集大成。

目次

行政神話の解読
第1部 政治行政過程の実証的研究(政治的多元主義と行政官僚制
立法過程と政党・圧力団体・官僚の関係
通信行政と産業政策
圧力団体の政治行動―政党か行政か)
第2部 中央地方関係と政官関係(地方自治理論のもう一つの可能性―諸学説の傾向分析を通して
地方議会の主体性
地方自治における二律背反―自律性と行政水準(または活動量)のトレード・オフ
京都市政と行政
地方分権化改革の成立構造
市長の諸改革評価における対立軸)
第3部 行政責任と政官関係(カール・フリードリッヒ再読)
第4部 研究の自立・研究者の自立(政治学者のサイクル)

著者紹介

村松 岐夫 (ムラマツ ミチオ)  
京都大学名誉教授。1940年、静岡県小笠郡掛川町(現掛川市)生まれ。京都大学大学院法学研究科教授、京都大学法学部学部長、学習院大学法学部教授等を経て現職。1981年に『戦後日本の官僚制』でサントリー学芸賞を受賞。1987年には、猪口孝氏や大嶽秀夫氏とともに現代日本政治分析の学術雑誌『レヴァイアサン』を創刊。2017年に、行政学・地方自治論の分野から分化功労者として顕彰された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)