幻の韓国被差別民 「白丁」を探して
河出文庫 う15−2
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2019年1月 |
ISBNコード |
978-4-309-41662-5
(4-309-41662-4) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 294P 15cm |
商品内容
要旨 |
白丁とは、朝鮮半島に存在した被差別民をいう。牛の屠畜・解体を業とし、柳細工なども営んだ。かつては厳しい賎視をうけたが、朝鮮戦争などによってその集落は失われた。その後、多くの末裔は牛肉を扱う仕事につく。被差別問題に関わる著者が、表面的には今はないと言われる彼らの現在の差別状況が、実際どういうものなのかをつぶさに取材した、入魂の第一ノンフィクション。 |
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目次 |
第1章 現代の白丁 |
おすすめコメント
朝鮮半島に古来存在した、牛を解体し、箕作りに携わった被差別民「白丁」。彼らは現在どうしているのか。現地に滞在し、その跡を追い、差別の根源を考える。著者の処女作の待望の文庫化。