ミステリーで読む戦後史
平凡社新書 901
| 出版社名 | 平凡社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2019年1月 |
| ISBNコード |
978-4-582-85901-0
(4-582-85901-1) |
| 税込価格 | 1,034円 |
| 頁数・縦 | 287P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
敗戦後の復興の光と影のなかで、『点と線』『ゼロの焦点』が書かれ、爆発的な人気を博し、推理小説に社会派という新たな流れをつくり出す。さらに、高度成長期へと続く時代のなかで、『海の牙』や『人喰い』、騒音公害を告発する『動脈列島』などの作品が生み出されていく―。ミステリーは謎解きが終われば、それで一応の役目は終わりとなるが、歴史のなかに位置づけることで、時代が抱える問題が鮮明に浮かび上がる。はたして、ミステリーは戦後社会をどう捉えてきたか。まったく新しい読み方で、一〇年ごとに時代を振り返る。 |
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| 目次 |
序章 ミステリーとは何か |


